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皆さんこんにちは!
株式会社真栄田組です。
~これからの斫り工事~
斫り工事というと、
「力いっぱいコンクリートを壊す仕事」
というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、これからの斫り工事業は、単純な「力仕事」だけでは成り立ちません。
都市部での改修工事。
営業中施設での施工。
周辺住民への騒音配慮。
粉じん対策。
安全管理。
人手不足。
職人教育。
さまざまな要求に応えながら施工する必要があります。
つまり斫り業界には今、
「早く壊す技術」から「周囲へ配慮しながら正確に撤去する技術」へ
という変化が起きています🔨✨
今回は、今後の斫り工事業に求められる需要を考えてみましょう。
都市部には多くのビルやマンション、店舗、商業施設があります。
限られた土地の中で、新しい建物だけを作り続けることはできません。
そこで、
既存ビルをリノベーションする。
古い店舗を新しい店舗へ変える。
オフィスをホテルへ変更する。
設備を入れ替える。
といった改修工事が重要になります。
こうした現場では、建物を丸ごと解体するのではなく、必要な部分だけを撤去します。
つまり斫り工事の需要が発生します。
都市が成熟するほど、
「新しく作る工事」だけでなく「今あるものを作り替える工事」
が増えていきます。
斫り工事の代表的な課題の一つが騒音です。
コンクリートへブレーカーを当てれば、大きな音が発生します。
周囲が工場や建設現場だけならまだしも、
住宅。
オフィス。
病院。
ホテル。
店舗。
学校。
などが近くにある場合、騒音への配慮が必要です。
そこで、
作業時間を限定する。
小型工具を使う。
施工順序を工夫する。
防音対策を行う。
周囲へ事前周知する。
といった対応が重要になります。
斫り工事会社にとって、
「壊せます」
だけではなく、
「周辺環境を考えた施工ができます」
ということが大きな付加価値になります😊
斫りでは、工具から構造体へ振動が伝わります。
精密機器を使用している工場。
医療施設。
営業中のオフィス。
周辺に既存設備がある現場。
こうした環境では、振動にも注意しなければなりません。
現場条件によっては、
小さく分割して施工する。
別工法と組み合わせる。
工具を変更する。
などの工夫が必要です。
「どの工具でも同じように壊す」
のではなく、現場条件に合わせて施工方法を変えられる会社が求められます。
コンクリートやモルタルを斫ると、粉じんが発生します。
特に屋内工事では、その管理が重要です。
養生。
集じん。
換気。
散水。
保護具。
施工後清掃。
こうした対策を適切に行わなければ、作業者だけでなく周囲の環境にも影響します。
リニューアル工事では、
「隣の区画は通常営業している」
というケースもあります。
そうなると、粉じんを絶対に隣へ漏らしたくありません。
ここでも施工会社の管理力が重要になります。
斫り工事では、壊してよい部分と残す部分が隣り合っています。
例えば、
タイルだけ撤去する。
壁の一部だけ斫る。
既存サッシは残す。
設備は残す。
といった現場です。
そのため施工前の養生が非常に重要です。
工具が当たる。
破片が飛ぶ。
ガラが落ちる。
こうした事故から既存部分を守らなければなりません。
実は、
上手な斫り職人ほど、壊す前の準備が丁寧
です。
作業範囲を確認する。
残す部分を養生する。
ガラの落下方向を考える。
搬出ルートを作る。
ここまで考えてから斫り始めます。
斫り工事は、機械化できる部分もあります。
しかし、
「ここまで壊してよい」
「この部分は残す」
という判断は、現場ごとに違います。
図面通りではない場合もあります。
既存建物では、
図面にない配管が出てくる。
想定よりコンクリートが厚い。
鉄筋位置が違う。
といったことも起こります。
そこで職人の経験が必要になります。
建設業界全体で人材確保が課題になる中、こうした現場判断ができる斫り職人の価値はさらに高まるでしょう。
斫り工事の技術は、簡単に一日で覚えられるものではありません。
工具の使い方。
コンクリートの見方。
安全な姿勢。
破片の飛び方。
周囲への配慮。
次工程の理解。
現場を経験しながら少しずつ学びます。
そのため会社として、
新人教育。
安全教育。
資格取得支援。
ベテランとの同行。
施工方法の共有。
を行うことが重要です。
「職人は見て覚えるもの」
だけでは、若手が定着しない可能性があります。
これから需要を取り込むためには、
仕事を取る力だけでなく、人を育てる力
も必要です。
斫り工具も進化しています。
より軽量な工具。
低振動タイプ。
集じん対応。
バッテリー式。
さまざまな機器があります。
職人の身体への負担を減らすことができれば、
作業効率。
安全性。
長期就業。
にも良い影響があります。
斫り工事は身体への負担が大きい仕事だからこそ、
「根性でやる」
だけではなく、
道具を使って負担を減らす
ことが重要です。
現代の建設現場では、斫り職人だけで作業が完結することはほとんどありません。
現場監督。
解体業者。
設備業者。
左官業者。
電気業者。
さまざまな職種と連携します。
そのため、
施工前写真。
墨出し確認。
施工後写真。
進捗報告。
変更箇所。
をスマートフォンなどで共有するケースも増えています📸
施工技術だけでなく、
「連絡が早い」
「報告が分かりやすい」
ということも、元請会社から評価されるポイントです。
改修現場では、
「予定外のコンクリートが出てきた」
「今日中にここを斫らないと設備工事が止まる」
という突発対応が発生することがあります。
そんなとき、
すぐ現場確認へ行ける。
職人を調整できる。
必要な工具を準備できる。
という機動力のある会社は頼られます。
もちろん無理な施工は禁物です。
安全を確保したうえで柔軟に動ける会社ほど、協力会社としての価値が高まります。
これからは、古い建物を新しい用途へ変えるリノベーションも重要になります。
例えば、
倉庫を店舗へ。
事務所を住宅へ。
古いホテルを再生。
ビルを全面改修。
こうした工事では、既存部分を一部残しながら作り替えていきます。
全部壊すなら大型重機で解体できます。
しかし、
「柱は残す」
「床はここだけ撤去」
「壁の一部だけ開口」
となれば、細かな斫り工事が必要です。
まさに斫り職人の技術が生きる市場です。
これから斫り工事業で求められるのは、単純な破壊力ではありません。
必要なところだけを壊す。
残す部分を傷つけない。
騒音を抑える。
粉じんへ配慮する。
時間を守る。
周囲へ気を配る。
次工程が施工しやすい状態にする。
こうした総合力です。
斫り工事は、工事が完成するとほとんど見えなくなります。
しかし、斫りが正確でなければ、その後の施工すべてがやりにくくなります。
だからこそ建設現場では、
「斫りならこの会社に頼もう」
と思われる専門会社が必要です。
古いものを壊すだけではなく、
新しいものを作るために、必要な空間を生み出す。
それが斫り工事の本当の役割です🔨✨
都市再生。
改修。
インフラ補修。
設備更新。
今ある建物を活かす時代だからこそ、斫り工事業への需要はこれからも幅広い建設現場で必要とされ続けるでしょう。